西日本豪雨の被災地倉敷市真備町で 21日中小事業者向けに建設された仮設施設「復興商店街」の開店記念式典が開かれました。
マービーふれあいセンター駐車場に整備された復興商店街では、21日、開店記念式典が行われました。式典では、伊東香織倉敷市長はじめ関係者約20人が出席し紅白のテープにハサミを入れ保険代理店、薬店、整骨院、エステサロン、酒店の5店舗がそろった復興商店街のオープンを祝いました。復興商店街の仲間入りをした「お酒本舗」では、復興を願って造られた日本酒「福興」が販売され人気を集めていました。また、この日マービーふれあいセンター駐車場では、真備船穂商工まつりが開かれました。会場には、朝掘ったばかりのタケノコやタケノコ入り大判焼き、商工会女性部による焼きそば、青年部のフランクフルトといった40のブースが並び真備町の特産品などが販売されました。豪雨により真備町の490の事業所が被災し、中止も検討された真備船穂商工まつりですが復興の機運を高めようと例年どおりの開催となりました。特設ステージでは、コーラスや傘踊り、和太鼓などの演奏も行われ大勢の来場者でにぎわいました。
被災地真備町復興商店街開店記念式典
【取材日】2019年4月21日(日)
【場所】マービーふれあいセンター駐車場
【住所】倉敷市真備町箭田