倉敷市の真備保健福祉会館で5日(日)、被災した子どもたちなどを対象とした将棋教室が開かれました。
「真備こども将棋教室」は 平成30年7月豪雨災害復興支援事業として、倉敷市などによって開かれました。教室には真備地区内の希望者と、現在休止中の真備公民館こども将棋講座を受講していた小中学生13人が参加しました。
講師として迎えられたのは、プロ棋士として活躍する村田顕弘六段と、カロリーナ・ステチェンスカ女流1級の2人です。
子どもたちは、「優勢になっても油断しないように」、「金はとどめをさすために残しむやみに使わないように」、などとアドバイスを受けると、講師2人との指導対局で早速、実践していました。
また、この日は嬉しいサプライズも。
今月倉敷市で開催される名人戦で対局する、佐藤天彦名人と挑戦者の豊島将之二冠が登場。会場は大きな拍手で包まれました。
名人戦を控える2人はビニール製の将棋盤の裏にサインをし、子どもたちにプレゼントしました。
佐藤名人と豊島二冠が対局する第77期名人戦七番勝負第3局は倉敷市芸文館で7日と8日に行われます。