倉敷市の阿智神社で「藤見の会」が開かれ、訪れた人たちが藤の花と雅楽の音色を楽しんでいました。
倉敷の総鎮守・阿智神社にある阿知の藤は岡山県の天然記念物で、推定樹齢350年以上とされるアケボノフジです。阿智神社では毎年この時期に藤の花を愛でる「藤見の会」を開いています。
阿知の藤は平成30年から3年計画で樹勢回復のための治療が行われています。
去年は花が楽しめませんでしたが、今年は樹勢が少しずつ回復し花の着きがよくなってきました。
訪れた人は、写真を撮るなどして思い思いに鑑賞していました。
会場ではお茶席が用意されたほか、雅楽の演奏も行われ、藤の花を愛でながらゆったりとした時間を過ごしていました。
このほか、阿智神社境内では、地元 倉敷東小学校の児童が阿知のフジヅルで作ったクラフト作品が展示されたほか、能舞台では、大正琴の演奏や、能管演奏が披露され、藤見の会を盛り上げていました。