県内のアマチュア写真愛好家でつくる岡山写真研究会の作品展が、倉敷市立美術館で開かれています。
岡山写真研究会は、岡山市と倉敷市のアマチュア写真家を中心に結成したグループで、現在、メンバーは12人です。
平成11年から作品展を開くようになり、平成19年からは岡山市と倉敷市で年1回ずつ、日頃の成果を披露しています。
今回は8人のメンバーがそれぞれ自由にテーマを設定し、一人10点ずつ程度、合わせて100点近くを展示しました。
倉敷市の森本俊生さんのテーマは、「視線の先」。
大阪市の市街地にあるアート作品を主な被写体としていて、ファインダー越しの目標物以外にも見えてくるものがあるという写真の面白さを表現したそうです。
岡山市の藤原昌弘さんは井原市にある「中世夢が原」でシャッターを切りました。
施設の中で再現されている、中世の古い町並みのどこか寂し気な風景を白黒写真で切り取りました。
岡山写真研究会・倉敷展は、12日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。