西日本豪雨から11カ月被災地真備町で営業再開をすることができたクリーニング店の今を取材しました。
【インタビュー】土師クリーニング店土師幸二さん
11月24日新しい洗濯機の試運転が行われていました。工場の天井まで水没した倉敷市真備町箭田の土師クリーニング店では、店舗の2階に仮住まいしながら営業再開に向け準備を進めてきました。この日は、新たに導入したボイラーや洗濯機などの機器が実際に動くかどうか業者によって調整作業が行われました。真新しいアイロン台を前に店主 土師 幸二さんは、自分自身のワイシャツにアイロンをかけ使い心地を試していました。4カ月ぶりにスチームアイロンを持つ手は軽やかで、パリッとシワを伸ばしていました。災害から11ヵ月初夏を迎えた土師クリーニング店ではお客さんから預かったたくさんの洗濯物に囲まれて仕上げのアイロン作業に追われていました。今年の春営業を再開することができたもののクリーニングの仕事は被災前の半分以下真備町に戻ってきた被災者もまだまだ少ないようです。
西日本豪雨から11カ月営業再開した土師クリーニング店
【取材日】2019年6月5日(水)