被災地真備町の岡田小学校の児童が、学校近くの田んぼで田植えを体験しました。
田植え体験に参加したのは、岡田小学校の5年生32人です。
児童たちは、岡田地区まちづくり推進協議会の黒瀬(くろせ)正典(まさのり)会長から「土に突き刺すように苗を植えてください」などの指導を受けたあと、広さ2アールほどの田んぼに足を踏み入れていきました。
岡田小学校では、被災地の農業復興や自然環境について考えてもらおうと今回初めて田植え体験を実施しました。
初めは田んぼのぬかるみに戸惑っていた児童たちですが次第に慣れていき、苗を手際よく植えていきました。
今回植えた苗は、10月頃には収穫でき、児童たちによる稲刈りが予定されています。
収穫した米は、豪雨災害の時やその後の支援などでお世話になった人へ贈るということです。