倉敷市出身の名テニスプレイヤー原田武一を紹介する展示が倉敷物語館で開かれています。
原田武一さんは倉敷市出身で大正から昭和にかけて活躍したテニスプレイヤーです。1924年にはパリ・オリンピックでベスト8、1926年には世界ランキング7位まで上り、チルデンやラコステなど世界の名プレイヤーと勝負を繰り広げてきました。今回の展示は、倉敷物語館が倉敷の文化や歴史を紹介する企画展示「くらしきの物語」のシリーズ3回目として行っています。国際試合の写真や当時のユニフォームなど普段、目にすることができない貴重なものが並んでいます。また、当時の新聞には原田武一が国内のテニスを支えてきた一人として紹介され、当時の活躍を知ることができます。倉敷出身の名テニスプレイヤー原田武一を知る展示は今月30日まで倉敷物語館で開かれています。また、今月15日には原田武一の生家を改修した辻信之さんが原田武一の歴史や旧原田邸の活用について講演を行います。