西日本豪雨からまもなく1年。総社市のアニメスタジオが、災害時に安全を確保する非常用持ち出し袋のアニメを製作し、ユーチューブで呼びかけています。
製作したのは、「ポケットモンスター」やアニメ映画など数々の作品を手掛けている総社市のアニメスタジオ「えかきや」です。オーナーの小林美代子さんは、35年間東京の手塚プロダクションなどで、イラストの色を指定する仕事をしていましたが、3年前に故郷の岡山でアニメスタジオを立ち上げました。
小林さんは、2011年の東日本大震災から「アニメの力でなにかできないか」と考え、登場人物に「中通りく」をはじめとする福島県応援キャラクターを使って製作を進めていきました。
【インタビュー】・えかきや 小林美代子さん
小林さんは、このアニメを作る上で、東京で活躍するスタッフや声優を揃え、原画は3分間で1200枚と、通常の倍以上の枚数で質の高さにこだわりました。
【インタビュー】・えかきや 小林美代子さん
小林さんは、災害時の様々な身の守り方を今後もアニメで伝えていきたいと考えています。インターネットを活用した話題性の高いアニメでの呼びかけは、より多くの人が防災について考えるきっかけになりそうです。
(「えかきや非常用持ち出し袋Youtubeで検索」♯