総社市は、市内にある就労継続支援A型事業所の閉鎖の方向が明らかになった問題で、解雇される障がい者の支援を図るため緊急対策会議を開きました。
7月末に閉鎖するのは、岡山市の西山ファーム福祉サービスが運営する総社市中央にある就労継続支援A型事業所です。
西山ファーム福祉サービスは、総社市など県内に5つの事業所を展開していましたが、関連企業の赤磐市の西山ファームが今年5月、出資法違反容疑で家宅捜査を受けたことなどがきっかけになり、5事業所の閉鎖を決めました。
総社市の事業所では19人が解雇になります。
これを受けて総社市は緊急対策会議を開きました。
会議には市内のA型、B型事業所16団体の職員などが出席しました。
総社市は可能な限り再就職など受け入れをお願いしたいと各事業所の職員たちに呼び掛けました。
市は25日、障がい者千五百人雇用センターに緊急相談窓口を設置しました。