去年の7月の豪雨でおよそ9割の世帯がアルミ工場の爆発や浸水被害を受けた総社市の下原地区では災害から1年になる現在、家の建て替えやリフォーム工事が進んでいます。
6月23日総社市下原の小西淳さんは建て替えることになった家の棟上げ式を行いました。
被災地下原地区の明るい話題に近隣からもたくさんの子どもや住民が集まり、新築を祝いました。
アルミ工場の目の前にあった小西さんの自宅は、爆風で窓ガラスが割れ床上1メートルの高さまで浸水し住めなくなりました。
被災直後は、総社市の避難所で一時的に難を逃れ9月から総社西仮設住宅で家族5人で避難生活を送っています。
自宅を再建するために父親の利一さんと共有名義で家を新しくすることにしました。
【インタビュー】小西淳さん
小西利一さん
下原地区では110世帯あるうちの101世帯が被災。
現在自宅を離れて仮設暮らしを余儀なくされているのは半分のおよそ50世帯。
被災直後多くみられたブルーシートも取り払われ新しい屋根瓦の家も増えつつあります。
小西さんの自宅も8月中旬には完成するそうです。