去年の西日本豪雨で情報共有がスムーズに行われなかったことを反省し、倉敷市は河川などの情報を一目で見ることができる大型マルチディスプレイの運用を開始しました。
市役所4階に設置されたマルチディスプレイは55インチのモニター8台で構成されています。
これまで各自がパソコンで見ていた気象情報や国や県が設置した河川カメラからの水位情報などの画面を最大で1度に16種類、映し出すことができます。
倉敷市では去年の豪雨災害時の職員の情報共有がスムーズに行かなかったことを挙げ、マルチディスプレイの運用で情報共有の効率化を図っていきます。
このマルチディスプレイを導入することにより、市民の避難情報の発信にも役立てていきます。
倉敷市では今後、 いち早く非難情報を提供するための「倉敷総合防災情報システム」を完成させる予定です。