総社市や高梁市などの絵画愛好家グループによる展示会、備中路の小さなアトリエ仲間展が総社市民ギャラリーで開かれています。
会場には油彩画とガラス絵の作品、およそ70点が展示されました。出品したのは、高梁市の文化交流館に毎月1回集まって絵画に取り組んでいるグループ「備中路の小さなアトリエ」の会員12人です。毎年、総社市民ギャラリーで展示会をしていましたが、去年は西日本豪雨で会場が使用できなかったので2年ぶりの展示です。会員の1人総社市の坪井清子さんは満月が浮かび上がる「初春の令月」と題した作品を描きました。夜を明るく照らす満月に、西日本豪雨の被災者を少しでも明るくし元気付けたいと想いを込めました。新入会の総社市在住の3人はガラス絵に挑戦しました。アクリル絵の具やステンドグラスの色付けに使う絵の具を使ってガラスに描いています。布や色紙の上に絵を描いたガラスを重ねるので、立体的に絵が浮かび上がるように見えます。絵画グループ備中路の小さなアトリエは今年結成15周年を迎え、会員は「講師の亀山泰男さんと一緒にこれからも自由に楽しく活動していきたい」と話していました。備中路の小さなアトリエ仲間展は総社市中央の総社市民ギャラリーで14日(日)まで開かれています。