玉野市立中央図書館で、原爆の悲惨さを伝える展示会が開かれています。
岡山県原爆被爆者の会玉野支部が、およそ30年前から原爆の恐ろしさや悲惨さを後世に伝えていこうと毎年開催しています。
会場には、およそ直径2メートルの実物大の広島型原子爆弾の模型や原爆が落とされた時の広島の写真、当時の新聞など40点以上が展示されています。
被爆者の会玉野支部には、かつては、広島や長崎で被爆した150人の会員がいましたが、戦後74年が経ち、現在50人で活動しています。
2歳の時広島で被爆した田辺琴江さんは、会員が高齢化して、原爆の惨さを伝えることが出来る人が少なくなっているけれど、戦争の悲惨さを訴え続けていかなければ、と話します。
【インタビュー】田辺琴江さん
岡山県原爆被爆者の会玉野支部の原爆展は、9日まで開かれています。