倉敷市内の小学生と保護者が、市内に二つしかない有人島、松島と六口島を訪れ、スケッチや生き物観察をしました。
このイベントは倉敷市児島支所と児島公民館が、瀬戸大橋や下津井沖の自然に親しんでもらおうと毎年開催しています。
参加者36人は児島観光港を出発し、まずは松島に向かいました。
松島に到着すると、倉敷市立短期大学教授の金山和彦さんに構図や色の塗り方など、スケッチの描き方のコツを教わりました。
参加者は松島から望む、瀬戸大橋や近くの島々、釣り人など、島ならではの美しい景色を思い思いに描き、スケッチを完成させました。
続いて、国指定の天然記念物「象岩」のある六口島を訪れました。
参加者は波の浸食と風化などによって形づくられた象そっくりの奇岩に感心している様子でした。
この象岩の周りは磯ガニや貝など、様々な海の生き物が観察できるスポットになっています。
参加した小学生たちは、「倉敷の自然を守る会」会長の洲脇清会さんに生き物の生態について質問するなどし、下津井沖の自然について理解を深めていました。