9月1日は防災の日です。
倉敷市の田ノ上町内会では地域住民に防災意識を高めてもらおうと講演会と炊き出しが行われました。
田ノ上自主防災会の主催で行われた講演会には、地元の住民などおよそ80人が集まりました。
防災講演会では、田ノ上自主防災会の平松直哉さんが田ノ上地区の南側は干拓地のため、液状化現象の被害が起きやすいことや、老松小学校以外の町内の避難場所について説明しました。
参加した人たちは自分の住んでいる場所に近い避難所を再確認していました。
また、南海トラフ地震に備えて耐震基準が変更された昭和56年より前に建てられた建物は、耐震診断を受けることや、避難所に行っても支援物資が無いことを想定して非常用持ち出し袋を用意しておくことなどを呼びかけました。
【インタビュー】参加者はー(3人)田ノ上自主防災会平松直哉さん
この取り組みは、田ノ上町内会の住民同士の親睦を深め、防災・減災の意識を高めてもらおうと今年初めて行われました。
会場では、熱に強い炊き出し用の袋を使って米を炊く、カレー作りも行われました。
参加した人たちは、災害への備えについて理解を深めていました。