倉敷市在住の油絵画家後藤 晋さんの作品展がきょう(4日)から、倉敷市本町のギャラリー十露で始まりました。
会場には、ほとんどがこの1年間に製作された新作の油絵、34点が展示されています。
後藤さんは去年3月まで岡山県内で教員として働きながら40年以上、絵画製作に取り組んできました。
その間、日展などを中心に公募展で作品を発表していましたが、個展を開くのは今回が初めてです。
横130センチ、縦162センチの大きなキャンパスに描かれた「手紙」という作品です。
手紙を持ち佇む女性の周りにアクセントとして配された四角い模様は、あえて絵画の平面性を強調するために描かれています。
この他にも、対象物によってタッチや油の種類を変えて描かれた個性豊かな作品に、訪れた人は見入っていました。
「後藤 晋油絵展」は今月9日(月)まで、倉敷市本町のギャラリー十露で開かれています。