岡山県内のそろばん塾、計算塾の指導者が指導方法などを学ぶ研修会を開きました。
珠算塾指導者を対象にした研修会は日本珠算連盟岡山県連合会が指導力向上と情報交換を目的に毎年開いています。今年も岡山市、倉敷市、総社市などの珠算塾からおよそ50人が参加しました。今回のテーマは暗算と読み上げ算で、全国暗算コンクールなどで優勝者を数多く輩出している大阪の誠励学館西川そろばん塾から塾長の西川義彰さんを講師に招いて話を聞きました。西川さんは先生自身が読み上げの練習をするなど指導者が進化、進歩することが重要で、日頃の研鑽が最も大事だと説明しました。研修を受けた指導者たちは、西川さんの経験をもとにした指導に関するアドバイスに耳を傾け、それぞれの教室で活かそうと真剣に話を聞いていました。研修会では昭和30年代の読み上げ算の音声が紹介され、現在との違いを実際に確認していました。