倉敷市児島琴浦地区の総氏神鴻八幡宮で9月29日第1回鴻八幡宮祭りばやし奉納会が開かれました。
祭りばやし奉納会は、令和元年を迎え、江戸時代後期から受け継がれてきた「しゃぎり」と呼ばれる祭り囃子を神前で演奏しようと企画されました。これまでは、鴻八幡宮祭りばやし保存会がしゃぎりの伝統を守るためコンテスト形式で発表会を開いてきましたが、令和元年からは、鴻八幡宮だんじり協議会との共催で演奏を披露する奉納会に改められました。鴻八幡宮の境内では朝9時から19団体が順にだんじりの運行に合わせて演奏する「上がりは囃子」「神楽囃子」「信楽囃子」などの曲を篠笛、締め太鼓、大太鼓、鐘、鼓を使って披露しました。ゆっくりとした篠笛の音色を響かせたり躍動感あふれるリズムを刻んだりとそれぞれの団体の特徴ある演奏で境内は一足早い秋祭りのムードに包まれました。【インタビュー】鴻八幡宮祭りばやし保存会白山 高夫会長
第1回の奉納会を終え優秀賞には田和と沖熊最優秀賞には内田が選ばれ賞状が贈られました。
令和元年の鴻八幡宮例大祭は10月12日と13日に開催されます。
KCTでは、10月13日(日)午前9時からだんじり、千歳楽の宮入の模 KCT11chで生中継します。再放送10月14日9時からKCT112ch
倉敷市児島・第1回鴻八幡宮祭りばやし奉納会
【取材日】2019年9月29日(日)
【場所】鴻八幡宮
【住所】倉敷市児島下の町
【インタビュー】鴻八幡宮祭りばやし保存会白山高夫会長