三菱自動車は災害時に電気自動車などの車両を支援する協定を総社市と結びました。
三菱自動車工業の加藤隆雄代表執行CEO、西日本三菱自動車販売の深澤 潔社長が、総社市の片岡聡一市長と協定書に署名を行い取り交わしました。
今回結ばれた災害協定により、三菱自動車は災害時、総社市へプラグインハイブリッド車「アウトランダー」などを貸し出します。
ハイブリッド車や電気自動車にある給電機能は、災害時の電力供給元として期待できます。
また、車を提供する販売店や輸送の経路を決めておき、災害時にすぐさま対応できるよう努めるということです。
三菱自動車は去年の西日本豪雨災害時、総社市へガソリン車1台と、電気自動車5台を支援しています。
三菱自動車は今年8月から、災害時に電気自動車などを自治体へ無償で貸し出す防災プログラムを始めました。2022年度までに市町村も含め
47都道府県で協定を結ぶ予定です。
なお、三菱自動車は4日、この災害協定を岡山県と倉敷市とも結んでいます。