倉敷美観地区の語らい座 大原本邸で秋期特別展「孫三郎の父と總一郎の母展」が開かれています。
白いひげを蓄えた男性。
日本で初めての私立西洋近代美術館「大原美術館」の創設者である大原孫三郎の父、大原孝四郎の肖像画です。
こちらは、孫三郎の妻であり、長男 大原總一郎の母、壽恵子が詠んだ歌です。
倉敷美観地区にある語らい座大原本邸では、秋期特別展が開かれています。
会場には、大原家が地主時代に使用していた取り立て台帳や、歌人である壽恵子直筆の短冊、總一郎が壽恵子の死後棟方志功に制作してもらった
歌集の版画など普段展示されていないものが並びます。
また、總一郎が愛用していた昭和20年代末のレコードプレーヤーも展示されています。
特別展を鑑賞したあと、庭園を眺めながらお茶を楽しむ観光客の姿もありました。
「孫三郎の父と總一郎の母」展は今月20日(日)まで開かれています。