倉敷市立美術館に新しい作品が加わり、お披露目展示が行われています。
郷土ゆかりの作家たちの作品を中心に収蔵している倉敷市立美術館に昨年度27件の作品が仲間入りをしました。
日本画、洋画、陶芸など様々な分野の作品が加わり、さらに賑やかになった倉敷市立美術館。
新収蔵作品展の見どころを学芸員の前田興さんに教えてもらいました。
また、今回の展示には柚木玉邨の長男で洋画家の柚木久太が中国旅行中に描いた色彩デッサンや、孫の柚木祥吉郎がパリのエマニエル橋を描いた油彩も展示されており、親子三代の作品が集結しています。
こちらは、倉敷市児島出身でスペインで活躍した洋画家岡野耕三が20代の時に描いた作品です。
そのほかにも、独特な世界観を描く斎藤真一の洋画や、酒津焼の手法を学んだ沖塩明樹の陶芸作品が並びます。
新収蔵作品展は倉敷市立美術館で2020年3月8日(日)まで開催されています。