西日本豪雨災害からきょうで1年5ヵ月です。
被災地・真備町の親子を中心に1年間アートセラピー=芸術療法で復興を後押ししてきたボランティアグループの活動が最後の日を迎えました。
県内外の臨床美術士8人で構成する「クリニカルアートまびの会」は芸術療法で復興を支援しようと去年12月から月に1度真備町を訪れています。
クラウドファンディングで活動費用を集め、町内のコミュニティセンター「ぶどうの家」と協力して高齢者や親子を中心に行ってきました。
最後となる今回はクリスマスまであと少し!ということでクリスマスツリーを作りました。
実はこのクリスマスツリー、道具はなんと歯ブラシなんです!紙の上で擦ったり叩いたり、子どもたちの自由な発想で世界に一つだけのクリスマスツリーにしていきます。
そして、クリスマスの景色に欠かせない粉雪はスポンジで降らせます。
子どもたちは、普段と違った歯ブラシやスポンジの使い方を楽しんでいました。
毎回作品が完成した後に必ずするのが発表会です。
一人ひとりの個性をしっかりと褒めてあげて拍手を送ります。
【インタビュー】・参加してー(2人)
「クリニカルアートまびの会」は今後も地域の人たちで継続していくことを願っています。
【インタビュー】・クリニカルアートまびの会 臨床美術士 辻香乃さん
この1年間で子どもたちや高齢者が制作した作品のうちおよそ60点があす(7日)から天満屋倉敷店の6階に展示されます。
終わり♯