玉野フィルハーモニー管弦楽団が来年3月末で閉館する玉野市民会館での最後の定期演奏会を開きました。
演奏会では、メンデルスゾーンの「フィンガルの洞窟」や、ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」などが演奏されました。
24回目となる今回は、ヨーロッパでも多くの指揮経験を持つ玉野市出身の加門伸行さんがタクトを振るい、会場を訪れたおよそ200人の観客を魅了しました。
玉野フィルハーモニー管弦楽団は、毎年9月に定期演奏会を開いていましたが、今年は12月に開催、さらに来年3月末には、建築から60年を迎える市民会館が老朽化と財政難により閉館となるため、今回が市民会館で行う最後の定期演奏会となりました。
玉野フィルの定期演奏会は、来年度以降すこやかセンターで行われる予定です。
なお、市民会館ではこれまで発表会を開いてきた各音楽団体が「市民会館60周年記念音楽祭」として今月22日に玉野吹奏楽フェスティバル、来年の3月22日に「サラコンサート」を開いて新しい「市民文化ホール」の建設機運を高めたい、としています。