総社市の酒造メーカーヨイキゲンが新型コロナウイルス感染拡大を受け、手に入りにくくなっているアルコール消毒液の代わりとなる高濃度アルコール酒を生産し販売しています。
商品の名前は「SOJAアルコール 75%」。
除菌効果が高いアルコール濃度が75から80%とされることから、度数を75%に設定しています。
市販の消毒用エタノールなどの代用品として、手指の消毒に使うことができます。
アルコールによる消毒については厚生労働省が今年3月「やむを得ない場合に限り認める」と、医療機関などが度数70から83%の酒を使うことを認める通達を出しています。
4月10日にはそういった目的で製造された酒に、「手指消毒に使用可能」と表記できるようになっています。
ヨイキゲンは販売を始めた25日に総社市役所を訪問し、「SOJAアルコール 75%」80本を寄贈しました。
「SOJAアルコール 75%」は500ミリリットル入り税込1210円で、ヨイキゲンの本社や市内の酒店などで販売します。
現時点では500本限定の販売で、追加生産については今後の状況をみて決めるということです。