豪雨災害から今月6日で2年になります。
倉敷市の伊東香織市長は報道各社の共同インタビューに答え現在の復興状況や今後の思いなどを話しました。
災害が発生した年には多い時でおよそ8800人が仮設住宅で暮らしていました。
災害から2年を迎える現在は、およそ2800人が倉敷市内外の仮設住宅で暮らしていています。
被災者の生活再建に向けて伊東市長は最後の一人まで寄り添っていくと思いを話しました。
また国と県、市で策定した令和5年度までの真備地区復興計画の進捗については「おおむね着実に進んでいる」との考えを示しました。
ハード面では治水対策の工事などが目に見える形となっているとし、これからは被災者の心のケアなどの対応が重要になってくると話しました。
今年は新型コロナウイルスの感染症に対応した避難所運営が求められます。
伊東市長は避難所以外の場所に避難するなどの分散避難を広報誌などで呼びかけたいとしました。