総社市の長野病院の新しい病院が移転先に完成し、8月1日(火)から診療開始します。
開院を前に23日(日)、内覧会が行われました。
総社市金井戸に完成した医療法人行堂会長野病院の新しい病院は、鉄筋コンクリート造4階建てでおよそ6400平方メートル、病床数86床の本館病院棟と鉄骨造2階建てで1070平方メートルの通所リハビリテーション棟からなっています。
総社市民などを招いて行われた内覧会では、診療室や健診室の見学や新しく導入された医療機器の説明などが行われました。
また、本館病棟のリハビリテーション室や通所リハビリテーション棟のリハビリ器具の体験会も行われました。
長野病院の新築・移転は総社市総社にある現在の病院の老朽化に伴い行われました。
総事業費は非公表としています。
新病院の新築・移転には市外への救急搬送率が7割を超える総社市が、市内の医療体制強化を図るため、医療機能の整備や医療機器の購入費用として9億8000万円の財政支援を行っています。
それに伴い新病院は救急医療の再開などによる救急医療体制の整備、健診・各種日帰り専門ドックの開始など健診センター機能の充実、洪水などの災害時の浸水予想を高さ2メートルと想定し1階床を道路より2・1メートル高くするなど災害拠点対策、回復期リハビリ機能強化へリハビリテーション室の整備など総社市が求める医療体制が整えられています。
また新病院では、医療機器の一新だけでなく、3Dエコーを含めた複数台のエコー機器など新しい医療機器も導入されています。
入院病室では部屋の拡大や低床ベッドの整備、車イスの人なども通りやすい広い廊下など多くの人が利用しやすい環境になっています。
長野病院新病院棟は8月1日(火)から診療開始します。
旧病院は移転作業のため7月29日(土)の午前診療後、業務を休止します。
詳しくは、長野病院までお問い合わせください。
(0866―92―2361)




