町家の軒先に屏風を飾り秋の美観地区を彩る「倉敷屏風祭」が開幕しました。
倉敷の総鎮守・阿智神社の秋の例大祭に合わせて倉敷美観地区周辺の町家や旅館、カフェなどが屏風を飾りもてなす「倉敷屏風祭」。
江戸時代の風習で明治時代後期に衰退したとされていますが、2002年に復活、今年で20回目を迎えました。
今回から、より会場一体となって祭を盛り上げようと町家などで行う本展示と美術館などの施設で行う協賛展示の区別をなくし、コンセプトを「屏風が紡ぐ粋な秋物語」に改めています。
本町や東町など36ヵ所で各家に伝わる屏風や倉敷芸術科学大学の学生が手掛けた作品などが来場者を出迎え、多くの人でにぎわいました。
倉敷屏風祭は、あす(15日)も午前10時から午後5時まで行われます。




