かつて塩の街として栄えていた倉敷市児島で「塩」を通じて人と地域の新しい“縁”を作ろうというプロジェクトが動き出しました。
江戸時代後期に塩づくりで財を成した野﨑武左衛門の邸宅旧野崎家住宅でプロジェクトの出陣式が行われました。
児島は江戸時代から昭和44年頃まで塩田が広がり塩作りの街として栄えていました。
児島の塩の歴史を多くの人に知ってもらい地域と人を繋げようと「倉敷児島塩結びプロジェクト」が立ち上がりました。
プロジェクトは児島商工会議所と児島で塩づくりを行うナイカイ塩業、下津井電鉄が中心となり地元企業と連携して進めていきます。
去年10月に瀬戸内海の海水のみを使用した「塩田王野﨑家の塩」を共同開発しその塩を使ったお土産品や商品を地元企業19社と作りました。
せんべいやまんじゅう、塩の入った御守りなど30種類のお土産品などが商品化され、市内の観光地などで販売していく予定です。
出陣式では旧野崎家住宅内の塩竃神社で祈祷が行われ、プロジェクトの成功を祈りました。
現在商品は倉敷市の鴻ノ池サービスエリアで販売されていて今後、販売場所拡大していきます。




