中国など東アジアの国にゆかりのある作家や留学生の作品を展示する絵画展が倉敷市立美術館ではじまりました。
東アジアと交流のある作家や留学生などが制作した水墨画や油絵造形作品などおよそ50点が展示されています。
注目は中国で水墨画を学び地元の倉敷市で水墨画の普及に取り組んだ故・藤原楞山さんの作品です。
藤原さんの弟子などが所蔵する20点が一堂に集められました。
墨の濃淡をうまく使いながら被写体を抽象化して描く藤原さんの作品を楽しむことができます。
また倉敷市水島にある岡山朝鮮初中級学校の子ども達も参加しています。
朝鮮の文字を使って自分の名前をコラージュした作品を発表しました。
倉敷芸術科学大学の中国人留学生の沈乾元さんはコンピューターを使って制作したデジタルアートを披露しました。
そのほか中国からの留学生の母親が制作したストーンアートなど様々な作品が展示されています。
この作品展は東アジアの国と日本の交流を目的に年に1回開いています。
絵画展は今月24日まで倉敷市立美術館で行われています。