倉敷市出身の映画監督平松 恵美子さんが地元有志などと制作を進めている倉敷を舞台にした映画「蔵のある街」が、来年7月に公開されることが発表されました。
きょう(10日)午前、倉敷市役所で映画についての記者会見が行われ、公開までのスケジュールや主要キャストの一部が発表されました。
ともに倉敷市出身の女優 MEGUMIさん、俳優 前野 朋哉さんをはじめ、日本を代表する実力派俳優橋爪 功さんの出演が決まっています。
映画「蔵のある街」は高校生が倉敷美観地区で花火を上げようと奮闘する物語です。
脚本・監督を務める平松 恵美子さんがふるさと・倉敷の魅力を発信しようと、中学や高校時代の同級生ら有志とともに企画しました。
去年(2023年)夏には市民オーディションで募った約50人の出演者が参加してパイロット版を制作。
秋から冬にかけての地元向け、インバウンド向けの上映会を経て、今年(2024年)1月に本編制作が決まりました。
7月下旬から8月中旬まで全て倉敷市内での撮影が行われ、来年(2025年)7月に公開を予定しています。
なお、映画「蔵のある街」は、倉敷市の企業版ふるさと納税を活用した映画撮影誘致支援補助事業に採択されていて、今年12月末まで支援を受け付けています。
あす(11日)から6月1日までは地元出身者を対象とした出演者の募集が行われ、6月末にオーディションが行われるということです。
詳しくは、「蔵のある街」の公式ホームページをご確認下さい。