倉敷市の姉妹都市アメリカ・カンザスシティ市の訪問団が、7年ぶりに倉敷を訪れました。
倉敷を訪れたのは、アメリカ・カンザスシティ市の市民訪問団29人です。
2022年に姉妹都市提携から50年を迎えていましたが、新型コロナの影響で対面交流が出来ず、今年2年越しに実現しました。
対面交流は文化交流や親睦を深めるために5年に一度行っています。
この日は倉敷美観地区の酒造や国指定重要文化財の井上家住宅を見学した後、新渓園で抹茶を体験しました。
茶菓子の食べ方や抹茶の飲み方などの作法を教わり、いざ味見です。
初めての抹茶で恐る恐る茶碗を口に運んでいましたが、この表情です。
抹茶を味わった後は実際に茶筅を使って点てました。
アメリカ・カンザスの人たちは真剣な眼差しで日本の文化に親しんでいました。
体験会が終わり次に一行が向かったのは倉敷市役所です。
ここでは倉敷市の原孝吏副市長が歓迎の言葉を贈ったあと、市民訪問団のペギーン・ブランク 団長が50年間交流が続いていることに驚いている、今も続けられていて嬉しいと感謝を伝えました。
また、倉敷市から帆布でできたバックや日本酒などがプレゼントされました。
一行は、倉敷市主催の祝賀会に出席したほか、児島地区を訪問するなどして、きのう日本を離れました。