総社市と岡山県キッチンカー協会は、災害が起きた時に避難所で炊き出しを迅速に行うことなどを盛り込んだ協定を結びました。
総社市役所で協定締結式が行われ、片岡聡一市長と県内37の事業所が加盟する岡山県キッチンカー協会の水谷勝代表理事が、協定書にサインしました。
協定では、災害が起きた時、総社市の要請に基づき、加盟する事業所のキッチンカーが、避難所で炊き出しを行います。
メニューはそれぞれの事業所が普段提供しているもので、料理の材料費は市が負担します。
県キッチンカー協会では、今年1月に発生した能登半島地震を受け、2月から3月にかけて石川県穴水町へ7台のキッチンカーが向かい、1560食を提供しました。
キッチンカー協会の水谷代表理事によると、西日本豪雨災害のときに倉敷・総社の避難所での炊き出しを試みましたが、現場が混乱していて実現しなかったそうです。
キッチンカー協会が自治体と協定を結ぶのは、倉敷市、浅口市に続いて3つ目です。




