総社市内の由緒ある古墳を巡る見学会が行われ、地元の歴史愛好家たちが古墳文化に親しみました。
今回の見学会では総社市秦を中心に市内にある4つの古墳をバスで巡ります。
初めに訪れたのは、標高189メートルの丘に広がる県内で2番目に大きい前方後方墳、一丁𡉕古墳群です。
参加者は、長さ約70メートルある古墳を一周する中で古墳の特徴や古墳を守っている自然について学びました。
参加者はところどころ盛り上がっている小さい古墳を見つけたり古墳の丘に登ったりしてそれぞれのスポットを巡りました。
巡った4つの古墳の中で参加者が最も興味を示していたのが、金子石塔塚古墳です。
こちらでは、横穴式石室というかつての埋葬施設に入ることができます。
参加者は石室に入って家の形に作られた石棺を見学しました。
このほか、秦の秦大𡉕古墳と日羽の日羽大塚古墳も巡りました。
総社市では地域の歴史や文化を楽しく学んでもらう講座を昭和公民館が主催して毎年、開いています。
今年の講座で企画された古墳巡りには市内に住む約20人が参加しました。




