総社市の山手地区で、特産品のセロリの出荷が始まりました。
総社市西郡のそうじゃ地食べ公社では、広さ5アールのハウス6棟で約1万2000株のセロリを栽培しています。
山手地区で栽培されるセロリは、独特の臭みが少ない品種で水分量が多く甘味があるのが特徴です。
片岡聡一 総社市長もハウスを訪れ、とれたてのセロリを味わいました。
山手地区は、地下水が豊富な環境からセロリの産地として栄え、40年ほど前は約100軒の農家が栽培していましたが、現在は4軒まで減少。
山手地区の特産品を残そうと、生産者たちは品質の高さにこだわって育てています。
セロリの出荷は、来月中旬から3月下旬にピークを迎える見込みです。
収穫されたセロリは、総社市内のスーパーや農産物直売所に並ぶほか、そうじゃ地食べ公社のハウスで、あす(20日)から販売されます。




