岡山県は、12月23日から29日までの1週間、インフルエンザの患者報告数が、前の週から2倍に増え、過去10年で最も多い数になったと発表しました。
入院患者も急増していて、県は感染対策を呼び掛けています。
岡山県内84の医療機関による定点あたりのインフルエンザ感染者数は、前の週から2672人増えて、5356人、1医療機関当たりの感染者は63.76人となりました。
過去10年では、2015年1月中旬の59.21人が最も多い患者数でした。
また、2009年の新型インフルエンザ蔓延の時を上回る勢いです。
保健所別の感染者数です。
いずれの地域も前の週と比べて1. 5倍から3倍に増えています。
特に倉敷市保健所管内では、1定点あたり103.88人となり、過去10年で初めて100人を超えました。
年齢、年代別はご覧の通りです。
14歳以下の患者数が、全体の半数を占めています。
また、70歳以上の感染者は、前の週から約3倍に増えています。
0~4歳852人、 5~9歳1241人、10~14歳756人、15~19歳286人、20代330人、30代393人、40代496人、50代410人、60代257人、70代183人、80代以上152人
新型コロナウイルスの1医療機関当たりの感染者は前の週から2.69人増加し7.46人でした。
いまのところ去年夏に感染拡大した時と同じような増加傾向を示しています。
保健所別の感染者数です。
特に倉敷市保健所管内では、1定点あたり14.75人と前の週から2倍に増加しています。
年代別はご覧の通りです。
20代以上の感染者が多くなっています。
0~4歳42人、 5~9歳24人、10~14歳21人、15~19歳31人、20代74人、30代83人、40代70人、50代89人、60代57人、70代80人、80代以上56人




