倉敷・総社・玉野・早島・岡山その他の地域情報をお届け

KCTニュース

月~木/17:00~17:30 他

月~木/17:00~17:30 他

倉敷市立美術館 企画展「変貌する風景」

倉敷市立美術館で「変貌する風景」をテーマにした作品展が開かれています。

こちらは、晩年を倉敷市で過ごした洋画家 阿藤秀一郎の作品「瀬戸内風景」です。
手前は鷲羽山で、瀬戸内海に浮かぶ櫃石島には瀬戸大橋が架かっていないため、昭和中期に描かれたものです。
「変貌する風景」をテーマにした作品展では、このほど美術館に新たに収蔵した12作品を含めた49点を展示しています。
ずらりと並ぶ江戸後期から大正時代の山水画。
この中に、中国ではなく日本の風景が描かれている作品があります。
倉敷ゆかりの日本画家吉嗣拝山が描いたこの山水画は、小豆島の耶馬渓を題材にしたそうです。
変わってこの写真は、い草栽培がおこなわれていた亀島山周辺です。
千鳥町の商店街にはオート三輪が走っています。
その後始まる、大規模な埋め立て工事。
写真家・中村昭夫の「水島の生い立ち」と題した16枚の写真は、沿岸部を埋め立ててコンビナートができるまでの様子を捉えています。
そして、和紙と綿で作った75個の造形を並べた倉敷市の作家 小田宏子のインスタレーションも、目を引きます。
このほか、市立美術館に多く所蔵されている池田遥邨の作品も風景が多くあります。
晩年の代表作「海鳴り」は、遥邨が20代のころ訪れた房総半島の漁村・御宿の風景が変わったことを嘆き、心の風景として描いたものです。

作品展は3月9日(日)までで、中学生以下と65歳以上は無料で鑑賞できます。
また、学芸員によるギャラリートークは来週19日(日)午後2時から開かれます。

KCTニュース動画

ご迷惑をおかけいたします。現在、混み合っています。(KCT-Net非会員様:こちらの動画は会員専用のサービスです)
  • 放送日:2025/01/10(金)
  • 担当者:六路木 謙治
おすすめ記事
【倉敷周辺イベント情報】今週末のおでかけ、どこに行く?
水島臨海鉄道 「すべらない砂」カプセルトイで発売
倉商文化祭で「星野仙一展」 ユニフォームなど30点
秋に色づく山野草 倉敷市児島でふれあい紅葉展
倉敷周辺の夏祭り&花火大会 開催情報2025
安定的な水の供給維持に向け 総社市で水道料金検討委員会
倉敷市児島・鴻八幡宮 だんじり祭りの安全を祈願
秋の岡山県高校野球大会 雨のため決勝戦はあす5日へ

Copyright (C) KCT Co.,Ltd. All Rights Reserved.

JASRAC許諾番号:5770546002C21040