倉敷市はきょう(19日)公共施設の再編整備を進める費用などを盛り込んだ新年度当初予算案を市議会に提出しました。
倉敷市の新年度の一般会計の総額は過去最大規模となる2119億8400万円あまりです。
増額の要因となったのが公共施設の再編整備です。
水道局や消防局、災害時には対策本部を設置する防災危機管理センター棟の建設と本庁舎の長寿命化の費用として24億1300万円。
今の場所から移転する中央図書館を核として文化交流会館や労働会館など5つの機能を兼ね備えた新たな施設「市民交流ゾーン」の設計費として2億3200万円。
倉敷市立短期大学をはじめ児島地区の老朽化した施設の再編整備の経費として4億円を計上しています。
また、庁舎のDX化を推進していくための費用や市内9つの小中学校の屋内運動場にエアコンを設置する費用などを盛り込みました。
この他、園児数が減少する連島東幼稚園と連島西浦幼稚園を統合し新たに連島幼稚園とすること。
今年度から休園している呉妹幼稚園を箭田幼稚園と統合する条例案も提出されています。
また、2カ月分の水道基本料金を市が負担する経費などを盛り込んだ2月補正予算案が可決されました。
倉敷市議会2月定例会は来月19日に閉会します。




