埼玉県の日本酒愛好家で構成される団体が決めるその年1番の酒に倉敷市の熊屋酒造の商品が選ばれきょう(30日)、表彰式が行われました。
埼玉県ふじみ野市で活動する日本酒愛好団体「楽酒之会」のメンバーが熊屋酒造を訪問し杜氏の槌野徹さんへ表彰状を手渡しました。
楽酒之会は、全国各地のおいしい日本酒を見つけそれを発信しようと活動するアマチュア団体です。
毎月、約30人の会員で日本各地のお酒の鑑定会を行い年末に、その年で1番の日本酒を決めています。
そして、2024年に鑑定した100を超える日本酒の中で最も優れた酒に熊屋酒造の「HARE 生酒特別純米酒」が選ばれました。
HAREは、15年前から熊屋酒蔵が製造するお酒で岡山市北区建部町で育てられた雄町米が使われています。
蔵を代表する「伊七」よりもフルーティーな味わいで鑑定会では、バランスの良さやまろやかさ、キレの良さなどが評価されました。
楽酒之会では、これまで20を超える蔵に表彰状を贈っていますが岡山県の酒蔵では熊屋酒造が初めての受賞となりました。
今回、表彰を受けたHAREはJR岡山駅構内にあるそばのお店(ソバキチ)や岡山駅前の居酒屋(さかばやし)で味わうことができるほかインターネットでも注文できます。




