体験しながら楽しく防災について学ぶイベントが、倉敷市真備町で開かれました。
ガールスカウト岡山県連盟が主催する防災イベントには、所属するメンバーや一般からの参加者約90人が集まりました。
ガールスカウトでは主な活動のひとつに「いのちの安全を学ぶ」ことがあり、防災や減災について考えてもらうことがねらいです。
午前中は、7年前に発生した西日本豪雨災害について学びました。
真備町内のまちづくり推進協議会のメンバーや市の職員が、紙芝居やクイズを通じて水害の教訓を語りました。
また、吉備真備駅周辺に訪れ、被害状況や現在の町の様子を聞きました。
午後は、身の回りにあるものを使って緊急時に人を助ける方法を学びました。
ロープを使った救助では、輪の大きさが変わらないことから身体を圧迫しにくい結び方を練習しました。
ほかにも、棒に洋服の袖を通して作る担架で人を運ぶ方法などを実践しながら知識を身に付けていました。
このイベントは、5月22日のガールスカウトの日に合わせて行われ、今年で2回目となりました。




