100回目を迎えた虎杖会の作品展。
倉敷市藤戸町天城出身の水墨画家・藤原六間堂さんが指導する7つのグループから約40人の受講生が65点を出品しました。
虎杖会の水墨画の特徴は、書道の基本要素を押さえていること、そして、墨の使い方です。
こちらの風景画は、山の稜線を薄く、手前の木々を濃く描くことで、奥行きを出しています。
一筆書きで濃淡を出す技法も用いて、作品に深みを増しています。
虎杖会はおよそ50年前、主宰する藤原六間堂さんの父・楞山さんの水墨画講座の受講生により結成され、岡山市、倉敷市交互に年2回のペースで作品展を開いてきました。
作品展100回目を記念して、藤原楞山さんと六間堂さんの作品もあわせて6点披露しています。
展示会は13日(日)まで開かれています。