フットベースボールの競技人口を増やそうと、県内のチームが合同で体験会を開きました。
フットベースボールの合同体験会には、倉敷市と浅口市で活動する11のチームの小学生およそ130人と、体験に訪れたおよそ80人が参加しました。体験の子どもたちは自分の地区のチームに加わり、まずは選手たちの試合を見てどんなスポーツなのか学びます。そして、実際にフットベースボールに挑戦です。体験ではベースの間を16メートルから9メートルに縮め、ボールをキックできたら得点、飛んできたボールはチーム全員で捕るなど初心者でも楽しめるルールを設けてプレーしました。
また、ゲームを通じてフットベースボールの基本的な動き「蹴る」「投げる」「捕る」を体験しました。ストラックアウトやキックボウリングなどチームで声を掛け合いながら楽しんでいました。
岡山県内では、10年ほど前は20以上のフットベースボールチームが活動していましたが、少子化や習いごとの多様化などの影響で現在は倉敷市と浅口市の11チームまで減少しています。これを受け、倉敷市の笹沖子ども会と庄さくらフットベースボール、琴浦東フットベースが中心となり、競技人口増加に向けた体験会を初めて企画しました。
今後は、各チームで体験の受け入れなどを行い選手を増やしていきたいとしています。