玉野市で持続可能な水の供給に向け、適正な水道料金を検討する審議会が開かれました。
玉野市水道事業審議会は、学識経験者や企業、市民団体の代表者などからなる委員10人で構成されます。
はじめに、柴田 義朗市長が審議会の髙山直会長に水道の適正料金に対する意見を求め諮問を行いました。
現在、玉野市の水道料金は県内15の市の中で最も安くなっています。家庭用の料金は、40立方メートル4389円で、1996年度から改定されていません。
一方で、玉野市の水道事業は、2023年度から2年連続で収支が赤字となっています。要因として、市内の配水量の99パーセントを占めている南部水道企業団から購入する水の価格がおととしから20パーセント値上げされたことや、人口の減少にともない水道の利用者が減っていることなどが
挙げられます。また、市内の水道管の3分の1以上が40年の耐用年数を超えていることから、適切な改修計画を立てる必要があります。審議会では、市の現状を受け、今後も安定した供給を行うための適正な水道料金を検討していきます。
水道事業審議会は、来年2月中旬までに4回行われ、料金体系を決定し市に答申する予定です。
      
    
 
       
           
           
       
       
       
      


