総社市で学校の垣根を超え地域と連携して若者の防災力を育てる学校自主防災ネットワークが発足し、キックオフミーティングが開かれました。
キックオフミーティングは総社市民会館で開かれ総社高校、総社南高校と総社市の4つの中学校の生徒、岡山県立大学の学生あわせて800人が参加しました。
「学校自主防災コンソーシアムSoja」は、総社高校の生徒が中心となり発足した組織で西日本豪雨で災害ボランティアとして活躍した先輩たちの意思を引き継ぎ、地域の防災・減災に貢献し続けることを目的に結成されました。
会では、設立の経緯や目的今後の方向性などが紹介されたほか、倉敷市真備町出身で西日本豪雨災害で家が全壊した経験をもつ金藤純子さんが講演しました。
このあとワークショップが行われ「災害と共に生きる私たち」をテーマに意見交換が行われました。
生徒たちは青と赤の折り紙を持ち、災害に関する2択の質問に紙の色で回答します。
災害リスクや家族の心情など難しい質問にも自分なりの意見で答えていました。
ゲスト参加した金藤さんは災害の歴史や避難場所などをまずは知ることが大切と話し、若い世代が積極的に防災について考えて欲しいと訴えました。
「学校自主防災コンソーシアムSoja」は今後も地域の団体などと連携し防災訓練や防災に関するイベントなどを開き持続可能な地域づくりを目指します。
3月には、岡山県立大学で防災フェアを開く予定です。




