玉野警察署は大規模災害の発生時、署の機能を別の場所に移転させる訓練を行いました。
訓練は大規模地震の影響で庁舎が損壊、さらに津波警報が発令されたという想定で玉野警察署の署員およそ40人が参加し行われました。
訓練では、来庁者を避難誘導するとともに警察署の機能を災害発生時に使用できる協定を結んでいる玉野スポーツセンターへ移動させます。倉庫から災害警備用の資材を積み出し施設内に災害警備本部を設置。無線を使って県警や玉野市内各所から被災状況を収集します。
今回の訓練では、田井東交差点の信号機が停電によってつかなくなったという想定で復旧作業にあたりました。署員たちは現場に向かい、手信号で現場の交通整理を行います。そして発電機を使い信号を制御している操作盤に電気を供給し、信号機を復旧させました。
玉野警察署は2004年に発生した台風16号によって庁舎が浸水する被害を受けています。今回の台風でも警備体制を整え有事に備えるということです。
      
    
 
       
           
           
       
       
       
      


