倉敷市の高齢者が制作した作品を集めた「シルバー作品展」がきょう(9日)から始まりました。
高齢者の生きがいづくりを目的に毎年、倉敷市が開催している「シルバー作品展」。
52回目を迎えた今年は66歳から92歳まで倉敷市内の高齢者が制作した241点が揃いました。
絵画や手芸、写真に木彫りなど展示する作品のジャンルは様々。
いずれも個人やグループで活動するみなさんがこの1年で制作したものです。
今回初出展の古谷洋子さん 83歳は旅行で訪れたドイツの風景を
色鉛筆画で再現しました。
実は、古谷さんは絵を描き始めてからまだ2年。色を塗り重ねたり逆に塗った色を削ったり試行錯誤しながら1年かけて完成させた大作です。
88歳の小山晋さんは今年が昭和100年になることからシルバー川柳の作品100句を集めた書道作品を出展しました。制作時間はわずか2時間ほど。1回目の挑戦で完成したそうです。
この他にも、高齢者のみなさんが日々取り組んでいる様々なジャンルの創作活動の成果が 会場いっぱいに並んでいます。「シルバー作品展」は今月13日(土)まで倉敷市立美術館で開催されています。




