倉敷市の万寿東学区にある5つの町内会が初めて合同で文化展を開きました。
おととし10月に新築した地域交流拠点万寿東憩の家に、住民が手掛けた117点の作品が展示されました。
これまで文化展は、大島、福島2つの町内会が別々に行っていましたが、文化展を実施していない3つの町内会の住民も参加して、一堂に作品を見てもらおうと、今年初めて企画したものです。
こちらは、佐々木真紀さんが手掛けた糸掛けアート。
キャンバスに針を刺して、糸を張って模様を作る繊細な作品です。
井上多喜子さんが作った美観地区の和菓子屋をモデルにしたドールハウスも力作です。
こちらの天体写真は、井上潔さんが、デジタルカメラとパソコンを使って自宅で撮影したものです。
中には3日かけて撮ったものもあります。
生け花や手芸、俳句など町内会の文化サークルのメンバーも出品していて、バラエティに富んだ作品の数々を、訪れた住民が熱心に鑑賞していました。
詩吟このほか、万寿東学区で活動する詩吟グループ鷺照吟詠会の実演もあり、2日間で訪れた150人の住民が、地域を潤す文化の良さを再認識していました。




