倉敷市の水島コンビナートにあるエチレン製造工場が2030年をめどに廃止されることが分かりました。
廃止されるのは、旭化成、三菱ケミカルの2社が出資して運営するAMEC水島工場です。
2030年をめどに、三井化学と共同で運営する大阪府の工場に集約するためです。
およそ100人の従業員の雇用は維持される見込みです。
エチレン工場の設備は撤去され、2030年以降にカーボンニュートラル、温室効果ガスの排出量実質ゼロに向けた活用を検討するということです。
エチレンは、プラスチックの元の原料になるもので、生活用品や自動車などさまざまな産業で活用されています。
水島コンビナートでは、三菱ケミカルが1970年から製造していて、2016年から旭化成との合弁企業として操業していました。
廃止決定を受け、倉敷市の伊東香織市長は、地元企業への影響を懸念するとともに、「今後需要のある企業へのエチレン供給が安定的かつ効率的に行われるための体制整備が必要。
水島コンビナートのさらなる競争力強化が図られるため跡地の有効活用を期待する」とコメントしています。




