春の火災予防運動に合わせて倉敷消防署は倉敷芸術科学大学のフィギュアスケート選手田中刑事さんを一日消防署長に委嘱し、市内のショッピングセンターで啓発活動を行いました。
今シーズンからシニアデビューを果たし、今後の活躍に注目が集まっている倉敷生まれのフィギュアスケートの田中刑事さんへ近藤淳二倉敷消防署長から一日消防消防署長の委嘱状が渡されました。
さっそく田中選手はAED(自動体外式除細動器)の実演をして万一の事態が発生したときの対処方法を訪れた人へ続いてショッピングセンター内の消防設備の視察を行いました。
店舗内のフィッティングルームのカーテンが防火の素材のものになっているか、やスプリンクラーなどの設備を確認していきました。
倉敷市消防局管内では今年に入ってから2月末までに20件の火災が発生していて前年比で6件増えています。
春の火災予防運動は今月7日まで、期間中、企業や病院などで消防設備の査察や住宅用火災警報器の設置を呼びかける啓発パトロールなどを行うことにしています。