KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

倉敷市の中学生の選抜軟式野球チーム、「倉敷クラブ」が８月１４日から神奈川県で開催される第３３回全日本少年軟式野球大会に出場します。いまチームのメンバーは全国大会の舞台に向けて練習に励んでいます。倉敷クラブは倉敷市・早島町合わせて２５校の野球部およそ１５０人の中から選ばれた１８人のメンバーで、３月中旬に結成された選抜チームです。岡山県大会、中国大会と勝ち進み、「中学生の甲子園」ともいわれる全国大会への切符を手にしました。どの選手も足が速く盗塁やスクイズなど機動力を駆使した野球で相手に攻め込みます。公式戦は７戦７勝と負け無しのチームで、練習試合を合わせても２１勝２敗の成績です。機動力のある攻撃とともに、チームの強みとなっているのが守備力の高さです。中国大会では守備固めを徹底し、少ないチャンスを活かすことで、僅差の試合をものにしてきました。その守りの中心となるのがエースの髙田です。抜群のコントロールが持ち味で、キレのあるストレートと変化球をつかい、打者を打ち取ります。そしてチームを引っ張るのは、キャプテンの岡田です。積極的に声を出して複数の中学校から集まったメンバーをまとめ、チームの団結力を高めていきます。様々な中学から集まった選手が一丸となり「全国制覇」をねらう倉敷クラブ。メンバーの気合も充分。全国の頂点を目指して戦います。全国から１６チームが出場する全日本少年軟式野球大会は、今月１５日から横浜スタジアムで行われます。倉敷クラブは、北海道代表の帯広市立南町中学校と１６日に初戦を迎えます。