倉敷平成病院では、4月から脳神経外科専門医を新たに迎え、県内では岡大病院に次いで2番目となる神経調節療法科ニューロ モデュレーションセンターを開設することになりました。
ニューロモデュレーションとは、異常をきたした神経機能に微弱な電気刺激を与えて病気や障害の改善を図る神経調節療法のことです。特に、脳の中に電極を入れ心臓のペースメーカーとよく似た刺激バッテリーを埋め込み持続的に脳を刺激する脳深部刺激療法はパーキンソン病やふるえ、ジストニアの治療に効果があるとされています。また、脊髄に微弱な電流を流して異常な痛みの信号を脳に伝わりにくくする脊髄刺激療法は、脊椎手術後や脳卒中後の痛みなどの治療に有効です。今回、岡大脳神経外科の協力で 神経調節療法のエキスパート上利(あがり)崇(たかし)医師をセンター長に迎えます。
【インタビュー】倉敷ニューロモデュレーションセンター
上利 崇センター長
なお、4月から倉敷平成病院内に開設される倉敷ニューロモデュレーションセンターは脳神経外科医など10人体制で治療にあたります。
倉敷平成病院に倉敷ニューロモデュレーションセンター開設
取材日 2017年3月27日(月)
倉敷平成病院(倉敷市老松町)